嫌われたって気にしない~ワカチコワカチコ
すいません。
将来が不安過ぎて取り乱しました。
不安なら英語の勉強をしろとか資格をとれとかいう人もいるでしょう。
しかしはっきり言って将来どんな仕事が残っていて、どんな能力が求められるか分からないのが本音です。
そこで最近私は片っ端から本を読みあさっています。
出会った本の中で一番心に刺さったのが「嫌われる勇気」自己啓発の源流「アドラー」の教えという書籍です。
この本は今正体の分からない何かに迷っていたり、えたいのしれない不安に悩まされている全ての人に読んでほしいです。
今その何かに手をかけようとしているあなたも必ず後悔しない内容だと私は思っています。
”勇気”あるあなたのその一歩をお手伝いできればと思って書いたのでゆっくり読んでみて下さい。
「嫌われる勇気」ってどんな本?
結論から言うと嫌われる勇気を持てば人生180度回転するという話ではありませんでした。
『考え方一つで誰でも変われるし、今すぐに幸福にだってなれるんだよ』って本です。
変な題名って思ってたけど、なんか興味湧いてきませんでした?
悩み多き青年とアドラー心理学を熟知した哲学者の対話篇形式で書かれています。
会話形式なのでとても分かりやすいのが特徴です。
私はこの本を読み進めていくうちに、まさにその青年に心を投影していました。
「あなた」もきっと青年側の気持ちで本を読み進めていくことになるでしょう笑
しかしレビューを見ていくと理解するのが難しいという意見や、実践することが難しいという意見が多いようです。
敏腕レビュアーの皆さんの感想
対話形式の説明でとても分かりやすかった!!アドラー心理学は中々実践が難しいように思うけれどかなり魅力的な考え方だと思った。
対話型の流れが新鮮。ただ一度では理解しにくいところもあった。二回読み返した。
テレビの影響で購入
私には出来ないことばかり書かれているようで、メンタルが弱いかたにはおすすめ出来ないかもです。
私も一度では理解できないことや、実践が難しいと思う箇所がありました。
しかし自分の今までの考え方もあるし、全てを受け入れて全て実践するものでもなくないですか?
参考にしたい箇所をマネすれば十分だと思います。
恵まれたことに2000年以上あった歴史の中で多くの偉人が書籍を残しているので、いいとこどりして人生より良いものに出来れば最高ですよね!!
なぜ読むの?「嫌われる勇気」から学べること
あくまで私が感じたことですがこんなことが学べると思います。
- 現状分析をするのに打ってつけの本
- 何かを踏み出すキッカケとなる本
- 自分の可能性を探せる本
数々の心に刺さる名言がありましたが厳選して3つだけ紹介することにします。
「嫌われる勇気」名言集
単純に、一歩前に踏み出すことが怖い。また、現実的な努力をしたくない。いま享受している楽しみー。
たとえば遊びや趣味の時間ーを犠牲にしてまで、変わりたくない。つまりライフスタイルを変える”勇気”を持ち合わせていない。多少の不満や不自由があったとしても、いまのいままでいたほうが楽なのです。嫌われる勇気 p83
変われない自分を肯定しているのは分かっているけれど認めたくないものですよね。
ズシーンときました。
言い訳ばかりの毎日とは今日でおさらばです!
健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるものです。
嫌われる勇気 p92
他者とばかり比較して優れている・劣っているを比べるばかりではどちらの結果になっても自分を苦しめることになる。
それよりも理想の自分と比較し、どうすればより近づく事が出来るのかという問題に時間を割きましょう。
「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」とは、まさにそういうことです。
人生一般には意味などない。しかし、あなたはその人生に意味を与えることができる。
あなたの人生に意味を与えられうるのは、他ならぬあなただけなのだ、と。嫌われる勇気 p279
人生の主役は自分であり、他者からどういわれても最後に決定を下すのは自分自身です。
いまこの一瞬を精一杯生きることに全力を尽くしましょう。未来は考える前に辿り着きます。
まとめ
200万部のベストセラーになっている本ですので、まだ読んでいない人は参考になると思います。
この書籍では数多くの課題や考え方が提示されますが実践するかはあなた次第だよって感じです。
本書ではそれを”勇気”と表現しており、馬を水辺に連れて行くことは出来るが、馬に水を飲ませることは出来ないと言っています。
つまりいくら知識として蓄えても実行する勇気がないと意味は無いということです。
最初にも言ったように自分が共感出来ることに対しては勇気を持って挑戦してほしいです。
世界とは他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない。
嫌われる勇気 p281
そうすることで迷いも断ち切れるはずです。
そして最後にこの本を読みおえたあなたは、もっと早く読めばよかったと思うはずです。
本の引用で締めくくりたいと思います。
いや、それは違います。あなたが「10年前に知りたかった」と思っているということ。それはアドラーの思想が「いまのあなた」に響いているからこそ、そう思うのです。10年前のあなたがどう感じていたかは、誰にもわかりません。あなたはこの話を、いま聞くべきだったのです。
「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないにしても、それはあなたに関係ない。わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的あるかどうか考えることなく。」
嫌われる勇気 p282
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