最高にセクシーな一台が発表されました。
その名も『BMW X4』
BMW X4は大人気『BMW X3』のクーペ版です。
誰もが酔いしれるそのスタイルは「さすがBMW!!」といったところ。
今年、大注目の一台ですので気になる部分を徹底分析。
ライバル車よりもX3との購入を迷う人も多いと思うのでどこまで進化したかを解説します。
BMW社は偶数版はクーペモデルという変わった表記を採用しています。X2はX1のクーペモデルです。
まごう事なきクーペスタイル。甘美なスタイルに酔いしれろ!!
X4はなんといってもサイドから見る美しいルーフラインが最高です。
ルーフラインを下げるとカッコイイ半面、後席が狭くなります…
この素晴らしいルーフラインと快適な居住性を実現するために先代より大型化しています。
・2代目X4のボディサイズ
全長4680×全幅1880×全高1625
・新型X4のボディサイズ
全長4760×全幅1920×全高1620
先代より80mm長くなり、幅も40mm増えたのでもう別物の風格です。
にもかかわらず高さは若干低くなっておりワイド&ローを実現しています。
『BMW X3』との違いはお尻にあり
新型X4はX3のただルーフを低くした車ではありません。
リアデザインが刷新されていて独自のデザインが与えられています。
X3のリアライトは少し古臭い印象だったのですが、X4では細長いLEDライトに変更されています。
最近発表されているEV(メルセデス EQC・Audi e-tronなど)は細長い一直線のリアライトですので、これからのデザインのスタンダードになりそうですね。
リアライトがシャープだと未来的で洗練された印象を受けます。
お尻がカッコいい!!これだけで新型X3を検討する価値があります。
インテリアのコンポーネントは共用で大幅変更はなし
エクステリアは独自性が強くX3とは別物といっても過言ではありませんでした。しかし内装はほとんど共用です。
BMWの内装の質感が味わえる1台と言えます。
リアライト同様X3の内装も少し古く感じてはいたのですが…デジタルコクピットの採用はなし
素材はこだわり抜いたものを使用し、このクラスではとび抜けているとのことですが…
変更点はアンビエントライトが標準装備されたくらいでしょうか。ベンツの新型Eクラスにも装備されたもので室内を照らすライトの色を変えられるというもの。
正直最初は楽しいかもしれませんが「室内のライトを気分によって変えたいか?」と聞かれたら微妙ですよね。なんとも言えない装備が標準装備に…
安全装備は部分自動運転を可能に
安全装備は部分自動運転を可能とする技術が採用されています。
といってもアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)やステアリング&レーンコントロールアシストなど、もはや一般的と言える装備が採用されるにとどまりました。
特に先進性を感じる全く新しい安全装備はないですが、BMW社が持つ最新の安全技術が集約されています。
また、アクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)やステアリング&レーンコントロールアシストなどは日々改良が行われており、より安全になるようアップデートされています。
昔はアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)は限られた環境でしか使えないイメージでした。しかし、その正確性は今や街乗りでも使える水準に達しています。
自動ブレーキもかなりの水準に達しています。
ルームミラー内に設置されたステレオカメラ、さらにミリ波レーダーを前方に3基、後方に2基と全方位を監視。
夜間や雨天時などの視界の悪い日でも検知できるよう改善されました。
交通事故の危険は誰しもあります。これだけ充実していれば次世代車として合格点でしょう。
X4は買いか。X4を選ぶ理由ってなに?
X4はかなり所有欲を満たす1台であることは間違いありません。
こちらは『BMW X2』なんですが、発表されたときは正直「X1でよくね」と思いました。
クーペモデルのはずがX1とあまり変わらないルーフライン。BMW社が考え抜いたスポーティな小型SUVの要素が詰まっているとはいえ、「クーペか?」と問われれば微妙。
それにX1がかなりいい出来だったのでX2って「結局誰が買うの?」といった印象でした。
ですがX4は違います。
与えられた独自のクーペスタイルはカッコいい車そのもの。
先代から大型化でより美しい甘美なクーペへと変身しました。
中型SUVということでライバル車もかなりの猛者ぞろいですが「X4がいい」という人はかなり多いと予想します。
ここまでスポーティーでクーペライクな車…「欲しい」以外の言葉が見つからない。
予算が許すならX3ではなくX4を買いたい。そう思わせるような魅力たっぷりな車ですね。
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